5日のボクシングWBA女子ミニマム級タイトルマッチ(大阪・ATCホール)に出場する王者・多田悦子(29=フュチュール)と挑戦者アマラ・ゴーキャットジム(21=タイ)の前日計量が4日、大阪市内のホテルで行われた。両者ともリミット体重から100グラムアンダーの47・5キロで一発パスした。

 多田は「体調は問題ない。1ラウンド目からプレッシャーをかけていく」と宣言した。過去2戦はいずれも引き分け防衛だけに、すっきりとした勝利で4度目の防衛を果たしたい。一方の挑戦者アマラは、多田が09年8月の初防衛戦で下したヤニの双子の姉。「減量は大丈夫。普通に練習ができたし、問題はなかった」とこちらも好調をアピールした。