かつてPRIDEなどに参戦していたプロレスラー小路晃(36)が18日、都内で会見し、プロレス引退と総合格闘家復帰を表明した。昨年はスマッシュでプロレスのリングに上がりつつ、総合格闘家に転向した元プロ野球選手の古木克明のトレーナーを務めていた。07年4月のPRIDE34以来、総合には出ていなかったが、古木を指導するうちに再び総合で戦いたい気持ちが強くなったという。「(総合で)1人、借りを返したい人間がいる。体が動くうちにやりたい」。具体名は挙げなかったが、かつて敗れた相手への雪辱を誓っての総合マット復帰となる。

 プロレスラーとしての活動は、29日のスマッシュ新宿大会(新宿FACE)で区切りを付け、今後も古木の指導は続けていく。総合での復帰戦は、DREAMかDEEPで調整中という。