<ゼロワン:レスラーズ>◇23日◇東京・新木場1stリング

 ゼロワンと旧UWF軍の因縁の対決で、UWFインター出身の金原弘光(40)が、植田使徒(28)を返り討ちにした。3月の東京・靖国大会ではタッグマッチで対決。金原がワキ固めで植田を、レフェリーストップで破っていた。

 金原がUWFスタイルで攻め込み、関節技を決めるが、植田がロープに逃れる展開。最後はスリーパーで絞め上げて、植田が失神しレフェリーがストップした。金原は「技が一発で決まらなかった。あいつは心が強いので、ギブアップしない。本当はワキ固めでフィニッシュしたいんだけど、最後はチョーク気味に行った」と振り返った。

 ゼロワン参戦2戦目で、存在感を示した。今後については「若い、いい選手が多いので楽しみ。でも、僕はUWFスタイルしかできない。蹴って、殴って、決めて、蹴って、殴って、決めて、スープレックスしかない」とUWFスタイルを貫くと明言した。