WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27=帝拳)が10日、東京・新宿区の帝拳ジムで始動した。4月8日にウンベルト・グチェレス(メキシコ)を4回KOで下して初防衛に成功した粟生にとっては約1カ月ぶりのジムワーク開始だった。シャドーボクシングやサンドバッグ打ちなど約40分の練習を消化。2度目の防衛戦は夏以降を予定している粟生は「打ち合い時のガード位置など、いろいろ修正するところはある。次の試合はどうなるのかはまったく聞いていないけれど、次はもっと自分の力を出せるようになりたい」と口にしていた。