6月25日(日本時間26日)にメキシコで世界挑戦するWBC世界ライト級12位の佐々木基樹(35=帝拳)が27日、東京・新宿区の帝拳ジムで6回のスパーリングを行った。世界3階級制覇を成し遂げた同級王者ウンベルト・ソト(31=メキシコ)に挑戦する。

 試合まで1カ月を切った現段階でも試合会場は耳に入ってきていないが、佐々木はまったくあわてていない。メキシコでの試合は高地対策も不可欠となってくるが「最低でも1週間前に現地に入れば、空気にも慣れるし大丈夫。相手のペースを崩して自分のペース、展開にすることを考えていますから」と自然体で、自身2度目となる世界挑戦に備えた。