IGFの鈴川真一(27)が12日、全日本の3冠ヘビー級王者・諏訪魔(34)に挑戦状をたたきつけた。この日、鈴川は都内の道場で27日の東日本大震災復興チャリティー「INOKI・GENOME」(東京・両国国技館)のピーター・アーツ(40)戦に向けて練習を公開。同じ27日に開催される3団体合同チャリティー「ALL

 TOGETHER」(東京・日本武道館)の会見が9日に開かれた際、「アントニオ猪木、ふざけるな」と発言した諏訪魔に牙をむいた。

 鈴川は「どっかのチャンピオンが、うちの会長(猪木)に対して、失礼な発言をしたようだ。レスラーだったら、リング上で責任を取れ。うちのリングに来てもらえれば、すぐに3冠王座に挑戦したい。こちらから出向いてもいい」。さらに発言はエスカレート。「27日に国技館の試合が終わった後、ヘリコプターで日本武道館に乗り込んだっていい」と諏訪魔とIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)、GHCヘビー級王者・潮崎豪(29)のそろう場に襲撃することまで予告。「けりをつけて、3人そろって土下座させる」と、「ALL

 TOGETHER」ならぬ“ALL

 土下座~”させることまで口にした。

 元K-1ワールドGP王者のアーツに対しては「押し倒していきたい。打撃だけでいければ、打撃でいく」と自信を見せた。