シュートボクシング(SB)協会はトビー・イマダ(33=米国)とボーウィー・ソーウドムソン(27=タイ)の対戦を発表した。9月10日後楽園ホール大会で行われる。

 トビーは総合格闘家ながら10年11月の「S-cup」で梅野孝明、アンディ・サワーを下して準優勝、2月の後楽園大会では宍戸大樹に勝利するなど、SBトップ選手を次々と撃破。「SBルールは本当に僕にフィットしてる。エキサイティングだし、いろいろな選手と戦いたい。SB用の危険な投げ技も完成している」と自信を見せている。

 ボーウィーも2年前の初参戦から宍戸、梅野と連破し、サワーには敗れはしたものの、自慢の豪腕で激しい打撃戦を展開。「SBは本当に面白い。残りの現役生活をSBに捧げたい」と、ムエタイ戦士ながらSBリングでの引退を宣言するほど思い入れが強い。外国人選手対決によるメーンは、SB後楽園大会では5年10カ月ぶりとなる。