31日に東京・日本武道館で開催されるWBAダブル世界戦の調印式が29日、東京・文京区の東京ドームホテルで行われた。WBA世界バンタム級王者亀田興毅(24=亀田)と挑戦者の同級7位ダビド・デラモラ(23=メキシコ)、WBA世界スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレス(33=メキシコ)と挑戦者のWBA世界フライ級4位清水智信(30=金子)の4選手が同席。問題なく、ダブル世界戦の調印が完了した。

 2度目の防衛戦となる興毅は「コンディションは最高に仕上がった。あとは試合当日を迎えるだけやな」とすがすがしい表情。一方のデラモラは「気持ちは落ち着いている。体重も問題ない」とした。

 5度目の防衛戦となるカサレスは「コンディションは万全です。必ず勝って防衛したい」と意気込みを示した。本来の階級よりも1つ上のスーパーフライ級で3度目の世界戦を迎える清水は「3度目の世界戦なのでボクシング人生をかけて絶対にとりたい」と覚悟を口にした。