<新日本:パワーストラッグル>◇11日◇大阪・ボディメーカーコロシアム◇9試合◇6600人

 永田裕志(44)が、鈴木みのる(44)とタイチ(32)の鈴木軍を「おっぱいパブを見習え」と断罪した。田口隆祐(33)と組んで、鈴木、タイチ組と対戦した永田は、白目式ナガタロック、岩石落としでタイチをK寸前に。だが、ここで鈴木軍セコンドのTAKAみちのくがレフェリーに抱きついて、カウントを遮断。

 そのすきに、永田の背後から忍び寄った鈴木が裸絞め、ゴッチ式パイルドライバーでKO。失神した永田の上に、タイチを放り投げるローフライフローでとどめ。9分53秒、永田はタイチに片エビ固めで敗れた。

 現在、ノアのシングル最強を決めるグローバル・リーグ戦に参戦中の永田。前夜はノアの札幌大会に出場して、この日、空路で大阪入り。前夜の試合後は札幌の繁華すすきの食事に出かけ、真夜中にツイッターで「おっパブ、なう」とつぶやいた。前夜に羽目を外したのが、この日に響いたかと思われたが「それはない!」と断言。「レスラーってのは試合を目いっぱいして、トレーニングも目いっぱいやる。羽目を外すときも目いっぱいだ。前夜は楽しかったのに、鈴木とタイチは1対1で来ない」と、1対1の接客が基本のおっぱいパブでご機嫌だっただけに怒り心頭。「邪魔が入らないように、1対1で戦え」と叫んだ。