プロボクシングWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)が4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)との対戦に向け、10月いっぱいとなる来週中に1試合挟むかどうかの結論を出す方針を示した。22日(日本時間23日)、米専門メディア「ボクシング・シーン」がロドリゲスを共同プロモートする英大手マッチルーム社のフランク・スミス氏のコメントを掲載した。

ロドリゲスは12月11日、英カーディフでWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディア(26=メキシコ)との統一戦を計画。この統一戦が実現しなければ、ダイレクトで井上との対決に臨む意向を持っている。22日に都内で行われたイベントで井上は「12月やって(27年)3月は現実的ではない。やるならダイレクトに」と希望を出していた。

井上の意向を受け、スミス氏は「現在、話し合いが続いている。井上選手の気持ちは良くわかる。当然、彼はリスクをおかしたくないでしょう。彼の気持ちは完全に理解できる。今、その件について話し合っているところ。タイミングに関しては、今後1週間でどうなるかみてみましょう、しかしすべてをうまく進めるためには、物事がかなり早く整う必要がある」と現状を説明した。

スミス氏は井上がフェザー級に転向すれば、井上-ロドリゲス戦は実現する可能性は非常に低いとみている。「バム(ロドリゲスの愛称)は5~10年と現役を続けたいタイプのファイターではない。彼は今後2、3年で最高の試合をしたいと思っている。若いうちに、これまでの実績を生かして満足して準備を整えたいタイプだと思う。なので時間的制約はあるが、来週中に決定を下す必要がある」と強調。10月いっぱいをメドにメディナ戦を行うかどうか最終結論を出す姿勢をみせた。

なおマッチルーム社のエディ・ハーン社長は、井上が希望する来年3月にマッチメークする用意をしていると明かしている。