ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)が来春、対戦濃厚なWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)戦実現の結論を近日中に出す姿勢を示した。22日に都内で開幕した「井上尚弥 THE DAY展」に来場。内覧&ファンイベント後に取材対応し、次戦を来年3月ごろと設定した。井上戦前にバンタム級で統一戦を目指すロドリゲス陣営に向け、試合を挟まずに対戦してほしいと希望を出した。

   ◇   ◇   ◇

次戦について、井上は「来年3月あたり」と設定した。対戦相手は「バム」が愛称のロドリゲスが濃厚。サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官が実現に向けて動く注目カードだ。井上は「うわさされる選手(ロドリゲス)か、フェザー級挑戦を視野に入れている」と従来通りの方針を示した。

今月中旬、ロドリゲス陣営から井上戦が27年4、5月ごろになると示唆する海外報道が出たが、井上は「伸ばす気持ちはない」と断言した。ロドリゲスは12月11日、英カーディフでWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(26=メキシコ)との統一戦を計画。この試合が決まらなければ直接、井上戦に挑む姿勢を示す。井上は「バム陣営の決断次第。12月にやって来年3月は現実的ではない。やるならダイレクト」と希望した。

また「スーパーバンタム級(の減量)がきついわけではない。焦っていない」と前置きした上で、ロドリゲス戦実現の最終結論を出す時期に言及。井上は「メドはそろそろ」と近日中に決める見通しだ。【藤中栄二】