WBA世界フライ級王座に挑戦する同級9位黒田雅之(26=川崎新田)と、王者フアン・カルロス・レベコ(29=アルゼンチン)が26日、川崎市内のホテルで調印式、前日計量に臨んだ。

 計量では王者レベコが1回目に100グラムオーバーし、2度目の計量で素っ裸になり何とかパスした。一方の黒田は、200グラム軽い50・6キロで1発パス。レベコは「私のトレーナーと2カ月半、大変いい練習をしてきた。アルゼンチンへベルトを持って帰るだけ」と自信を見せた。黒田は「世界戦は初めてだが、地元川崎で開催できる。みなさんに強い自分を見せたい」と意気込んだ。