3日に行われたIBF、WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で敗れた亀田大毅(24=亀田)が4日、大阪市内で予定されていた会見を欠席した。

 2日に行われた前日計量で、対戦したリボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)が失格。WBAの同級王座を剥奪され、大毅が敗れた場合は両団体ともに王座が空位となると説明されていた。ところが、試合後にIBFの立会人が、「ルール上は、勝敗に関係なくIBF王座は大毅が保持し続ける」と発表。前言を翻す異例の事態に発展していた。

 亀田ジムの嶋聡マネジャーは「減量と試合のダメージが大きいため」と欠席理由を説明。WBOバンタム級王座初防衛を果たし、会見した三男の和毅(22)は「大ちゃんは強い姿で戻ってくると思う」と話した。