<プロボクシング:フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇マカオ

 ノニト・ドネア(フィリピン)が3-0の負傷判定でスーパー王者のシンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)を破り、5階級制覇を達成した。

 ドネアは1回に偶然のバッティングで左まぶた付近を切った。傷を気にして攻めあぐねたが、4回に左の強打でダウンを奪った。流血が増し、5回開始直後に試合が止められた。

 消化不良の内容にドネアは「ちゃんとした闘いではなく、申し訳ない。再戦を約束する」と浮かない表情だった。