＜新日本：Ｇ１クライマックス２４＞◇８日◇横浜文化体育館

　Ｂブロックからオカダ・カズチカ（２６）が、優勝決定戦（１０日、西武ドーム）への進出を果たした。

　難敵、鈴木みのるの右腕徹底攻撃に苦しみながら、起死回生のドロップキックで流れをつかみ、レインメーカーで勝負を決めた。８勝２敗の勝ち点１６でＡ・Ｊ・スタイルズと並んだが、開幕戦でオカダがスタイルズに勝っているため、オカダの進出が決まった。

　決勝の相手はＡブロックを制した中邑真輔（３４）。ファレを破った中邑は、勝てば決勝進出の棚橋弘至（３７）が敗れたため、決勝進出が転がり込んだ。

　オカダと中邑の対戦は過去に１度だけ。１２年のＧ１大阪大会で中邑が、オカダを破っている。

　オカダは「過去に負けたからといって、お互い２年たち、変わらないことはない。前回負けたからといって、次に負けるつもりはない」とコメント。中邑は「運が良かった。こうなった以上、オカダ・カズチカ、たぎらせてもらいましょうか」と話した。