世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(9月5日・代々木第二体育館)でチャンピオンの八重樫東(大橋)に挑戦し、3階級制覇を狙うローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が25日、東京都内で練習を公開し「ボクシング人生で最も重要な試合」と意気込みを語った。

 過去にミニマム、ライトフライ級の世界王座を獲得し、39戦全勝(33KO)の戦績を誇る。27歳の世界的強豪は「パンチ数が多く、パワフルでスピードある試合を見せたい」と余裕を漂わせた。

 2ラウンドのスパーリングでは手の内を隠したが、視察した八重樫陣営の大橋秀行会長は「こちらが挑戦者の気持ち。最高の相手と闘える八重樫は幸せ者」と話した。