30日の東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ(東京・後楽園ホール)の前日計量が29日、都内で行われた。

 初防衛戦となる王者・原隆二(24=大橋)はリミットを100グラム下回る47・5キロでパス。勝てば国内最速のプロ4戦目での王座奪取となる田中恒成(19=畑中)は47・4でクリアした。

 原は「試合展開のイメージは頭の中にある。減量もつらくなかったので、最高の調整ができた」とコンディションの良さを強調。

 プロ初の東京での試合となる田中は「タイトルマッチでもいつも試合と同じ。KOしようと思って出来る相手ではないが、流れの中でと思っている」とコメントした。