<ノア:後楽園大会>◇24日◇後楽園ホール◇1650人(満員)

 GHCタッグ王者杉浦貴(44)田中将斗(41)組が24日、異例のタイトル戦ダブルヘッダーで2つの王座防衛を果たした。

 昼のゼロワン後楽園大会では、NWAインターコンチネンタル王座を20分51秒の激闘の末、3度目の防衛。その約6時間後に、今度はGHC王座を20分19秒で4度目の防衛を果たした。

 杉浦は「朝9時に入って10時間近く後楽園ホールにいた。(相棒の田中と)愛が芽生えそう。ゼロワンの試合は田中が頑張ったから、今度はオレが頑張ろうと思っていた」と試合を振り返った。その言葉通り、ヨネとの激しいエルボー、張り手合戦を制し、最後はオリンピック予選スラムでヨネから3カウント。また、12月6日、有明コロシアムで挑戦するGHCヘビー級王者丸藤との前哨戦も制した。