<新日本:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール◇観衆

 1950人(超満員)

 「CMLLファンタスティカマニア」で、IWGPヘビー級王者棚橋弘至が、故ブラック・キャットさんのおいのスティグマと初共演した。

 メキシコ出身で新日本でも活躍し、06年1月に急死したキャットさんをしのび11年から開催されている同大会。

 この日は、セミファイナルで「ブラック・キャット

 メモリアルマッチ」として、棚橋がスティグマ、ミスティコと組んで、オカダ、中邑、ポルボラ組と対戦。試合前には夫人と長男がリング上に上がり、棚橋らが記念品や花束を贈呈した。

 試合は、棚橋が場外のオカダにダイブするなど、メキシコのルチャの魅力あふれる内容となった。最後はミスティコがポルボラを沈め、勝利を収めた。

 棚橋は「メキシコでネコさんに育ててもらった恩義がある。一緒に戦えて良かった」と話していた。