IBF&WBO世界ミニマム級統一王者の高山勝成(31=仲里)が28日、大阪市内のジムで本格的な練習を再開した。

 昨年大みそかの同級ダブル王座決定戦を制し、念願だった世界主要4団体すべてのベルトを手に入れた高山は、年明けから名古屋・菊華高での学校生活を満喫してきたという。「今日までは学生の高山でやってきたけど、今日からは『ボクサー高山』と『学生高山』をうまい具合に調整していきたい」と、笑顔で両立を宣言した。次戦については、4月から6月までの間に実施したい意向。「IBF、WBO統一王者として防衛していければベスト」と話した。獲得した主要4団体のうちWBAは暫定タイトルだっただけに、WBAの正規ベルトを狙いたい希望も抱いている。