WBA世界フライ級チャンピオンの亀田大毅、兄の興毅(ともに亀田ジム)が今夏に大阪でノンタイトル戦を行うことになり、5日に大阪市内の井岡ジムで記者会見した。父史郎氏の暴言問題で活動停止となった所属ジムの存続が決定して以降、初めての試合。亀田興は「階級を1つ上げて3階級制覇を狙いたい」とスーパーフライ級で闘う意向を明らかにした。

 試合は7月25日に大阪府立体育会館で行われる。今春にWBC世界フライ級王座を失い、再起を目指す亀田興は「(減量が)きつくなってきている。いいタイミングだと思った」と説明。防衛戦が控えている亀田大は「弾みにしたい」と話した。

 興行にはライトフライ級のホープ、井岡一翔(井岡)も出場。この日はパナマで行っている合宿を優先し、姿を見せなかった。