東日本ボクシング協会は23日、東京都内で理事会を開き、日本ボクシングコミッション(JBC)にライセンスを取り消されている亀田史郎氏が7月の亀田兄弟の試合で控室に立ち入った問題で、亀田ジムに対して8月5日付で文書と口頭で厳重注意したことを報告し、この件の最終結論とした。

 亀田ジムは、世界ボクシング協会(WBA)フライ級チャンピオンの亀田大毅が9月25日に東京ビッグサイトで同級元王者の坂田健史(協栄)との初防衛戦に臨む。史郎氏の会場入りについて、東日本協会の大橋秀行会長は「一般客として観戦することに問題はない」と認める姿勢を示した。