和の心をもったブラジリアン空手家がデビューを飾る。「K-1

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 2008」(4月13日、横浜アリーナ)でK-1デビューを飾る極真空手世界王者のエヴェルトン・テイシェイラ(26=ブラジル)が26日、都内のジムで公開練習を行った。「50%の力だよ」と笑いながら、得意のミドルキックと後ろ回し蹴りでミットを持つ男性2人を軽々と吹っ飛ばすパワーを見せた。だが、普段は物静かな好青年。趣味は読書で「吉川英治の『宮本武蔵』や、宮本武蔵の著作『五輪書』なども読んだ」。名門の世界王者として戦うが「いつもチームの仲間に支えられているから大丈夫だよ」と白星デビューに自信を見せた。