全日本のIWGPヘビー級王者武藤敬司(45)が初防衛から一夜明けた22日、札幌市内で会見し、8月31日の全日本両国大会で2度目の防衛戦と、3冠ヘビー級選手権試合の2大タイトル戦構想をぶち上げた。「新日本の挑戦者も全日本ファンへのアピールになるし、プロレス界全体が盛り上がる」と、業界の活性化を強調。実現すれば07年1月4日、新日本東京ドーム大会で当時IWGPヘビー級王者・新日本の棚橋弘至(31)に全日本の太陽ケア(32)が、3冠ヘビー級王者鈴木みのる(40)に、新日本の永田裕志(40)が挑戦して以来。全日本マットでは史上初の開催となる。