<戦極第九陣>◇2日◇さいたまスーパーアリーナ◇フェザー級GP決勝

 「代役」の金原正徳が初代フェザー級王座に就いた。準決勝で判定負けも勝者日沖発が脳振とうなどでドクターストップ。代わって出場の決勝も、小見川道大とグラウンドで再三攻守が入れ替わる接戦となった。2-1の判定勝ちに、「大(だい)大穴です。実感ない」と夢見心地。「日沖戦で1度記憶が吹っ飛んだ。1回負けも2回も負けも同じと、決勝は意地、気力だけだった」。