10月6日に亀田大毅(亀田)に判定勝ちしたWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)を巡る争奪戦が勃発(ぼっぱつ)した。

 WBAに再戦を求めた亀田陣営に続き、同級13位久高寛之(24=仲里ATSUMI)の陣営も17日にWBAに再戦要求していたことが19日、分かった。久高は5月にタイで王者に挑戦し、1-2判定で惜敗。仲里会長は「(王者のマネジャーの)ニワット氏とは再戦を約束している」と主張した。

 昨年12月に王座を奪われた前王者坂田健史(協栄)も再戦を目指し、金平会長がタイに渡って交渉中。モテモテ王者は誰を選ぶのか。