<プロボクシング・全日本新人王決勝:スーパーフェザー級5回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

 20歳のパパは強かった。スーパーフェザー級は吉田恭輔(福岡帝拳)が判定勝ち。「己に弱いから」と、暢子夫人(20)と7月に生まれた長男広仁くんとは9月から別居。勤め先の弁当屋で寝泊まり、タイトル獲得に集中した。「パパが抱っこしたら泣くんです…」と苦笑する夫人の横で、約3カ月ぶりの対面となった吉田はにっこり。来年2月からジム近くで同居する一家のあるじは「頑張りました!」と胸を張った。