WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(30=ワタナベ)が30日、都内で会見を行い、9月20日にさいたまコミュニティアリーナで、同級5位ムクリス(インドネシア)と2度目の防衛戦を行うことを発表した。

 内山陣営は当初、暫定王者ソリス(メキシコ)との統一戦を目指していた。渡辺会長は「ソリスと交渉がまとまらなかったところで、ムクリスが世界戦をすぐやりたいって情報が入ってきた」と経緯を説明した。ムクリスは06年8月から12連勝中で、世界挑戦に照準を合わせて09年10月から試合をしていない。内山の5月のV1戦では最後に挑戦者候補から外れていた。統一戦を希望していた内山も「気合が入ってると思うので油断はしない」と警戒した。