【ソウル(韓国)9月30日=藤中栄二】K-1ヘビー級王者の京太郎(24=チームドラゴン)が、2日のWORLD

 GP開幕戦(オリンピック第1体育館)でジェロム・レバンナ(37=フランス)との対戦を控え、同日にソウル入りした。開幕戦にエントリーされた唯一の日本人として「K-1を救うのはボクしかいない」と決意を口にした。

 京太郎の自信満々のKO宣言を受け、レバンナは激怒寸前の状態だ。K-1番長と呼ばれ、常に攻撃的な姿勢でKOを狙っているベテランの顔には自然と力が入った。「京太郎が自分を引退させてくれるなら、それはうれしいさ。ただサンタクロースが子どもたちにプレゼントを渡すぐらいの夢物語だな」と、不満顔のままで取材を一方的に打ち切ってしまった。