2日に東京・後楽園ホールでWBA世界スーパーバンタム級王者プーンサワット(タイ)に挑む在日韓国人3世の同級14位李冽理(28=横浜光)が1日、都内で調印式と前日計量に臨んだ。世界2階級を制し、4年間負けなしの絶対王者に挑む李は、尊敬する元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守氏と同じ入場曲にして気持ちを高める。今年は細野悟(大橋)と木村章司(花形)が王者に連敗。日本ジム所属選手の3連敗阻止へ、李は「根性と気持ちをすべてぶつけたい」と王座奪取を誓った。計量は王者が55・3キロ、李は55・2キロでパスした。