WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(30=ワタナベ)が、恩師から2団体王座統一を要請された。14日に母校の埼玉・花咲徳栄高を訪問し、9月にムクリスを破って2度目の防衛成功を報告。生徒の前でチャンピオンベルトを披露した。ボクシング部の木庭浩介監督からは「オーラが前に出ている。(WBAとWBCの)両方のベルトを肩に掛けている姿が見たい。今の内山のペースでいけばできる」とハッパをかけられ、苦笑い。「僕としても欲しい。でも簡単に取れるものではない。まずは1戦1戦ですね」。慎重な受け答えながら、日本ボクシング界では前人未到の快挙の夢を口にした。