東洋太平洋フェザー級王者松田直樹(34=帝拳)が同門で同い年のWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(34)さながらの「モンスター」と化す。11月6日の同級11位アリビオ(フィリピン)とのV2戦(後楽園ホール)に向け、28日都内で調整。24日に圧勝判定でV5を決めた西岡について「めちゃ刺激になる」と感銘を受けた様子だ。

 西岡は「モンスターレフト」の異名を持つ強打が武器。連続KO防衛記録は4で止まったが、34歳にして計755発のパンチを放って圧倒した。松田は「本当にすごい。僕も手数を出してしっかり仕留めます。モンスターライトですね。世界をやらせてもいいと思ってもらえる試合をします」。西岡のような猛攻を浴びせてKO防衛を果たし、世界への扉を開く決意を示した。