WBC女子世界ライトフライ級王者の富樫直美(35=ワタナベ)が、3月12日に後楽園ホールで6度目の防衛戦を行うことが6日、分かった。同ミニマム級15位のジュジース・ナガワ(23=フィリピン)とライトフライ級10回戦で対戦する。都内の病院で助産師を務める富樫は昨年、男子を含めた日本ボクシング史上初の2試合連続の海外防衛戦勝利を収め、10年度女子最優秀選手に輝いた。この日、WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志とともに、支援者の会合に出席した富樫は「結果だけではなく、いい内容の試合をお見せしたい」と約1年3カ月ぶりのホーム戦に燃えていた。