11日のWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(神戸ワールド記念ホール)を前に王者陣営が8日、同級10位・井岡一翔(21=井岡)の公開練習を視察した。ホテルで調整中というオーレドン(25=タイ)は姿を見せなかったが、同行しているジム同僚のWBCフライ級王者ポンサクレックらが、井岡のスパーリングの様子などを丹念に見つめた。マネジャーのピヤラット氏(40)は「コンディションは良さそうだ。プロで6試合だけだが、技術も感じられる。こちらがKOで勝てればいいが、簡単な試合にはならないと思う」と警戒を強めていた。