米総合格闘技UFCミドル級で活躍する岡見勇信(29)が、8月27日(日本時間同28日)ブラジル・リオデジャネイロで行われるUFC134大会で王座に挑戦することが14日、確実となった。UFCダナ・ホワイト社長(41)がUSAトゥデーの取材で明かしたもので、全米の他メディアも一斉に報じた。まだ正式契約していないが、両選手陣営ともに合意済みだという。

 岡見は昨年11月の同122大会でミドル級次期挑戦者決定戦となったマーコート戦で白星を挙げた。今年2月に王者アンデウソン・シウバ(36=ブラジル)がV8防衛に成功し、シウバ-岡見戦の実現が有力視されていた。岡見サイドも「早く正式オファーがほしい」と話しており、正式サイン間近。日本人のUFC王座挑戦は03年2月、宇野薫がライト級王座決定戦に挑んで以来となる。(デーブ・レイブル通信員)