7月1日にタイ・ハジャイでWBC世界フライ級王座に挑戦する粉川拓也(26=宮田)が不名誉記録ストップに自信をみせた。同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(33=タイ)に挑戦するため、28日にタイへ出発。海外の日本人世界挑戦は92年4月、元WBA世界スーパーライト級王者平仲明信がメキシコで勝って以来、31連敗中。成田空港で桃子夫人(21)と長男力一(りいち)くん(0)に見送られた粉川は「あきらめない気持ちが大事。頑張れば結果はついてくる」と19年ぶりの快挙を実現する意欲を示した。