外敵初のG1連覇を狙う小島聡(40=フリー)が29日、新日本道場を訪れ原点回帰した。昨年G1覇者の「特権」を使い、新日本から世田谷区にある道場の使用許可をゲット。デビューした91年から02年まで汗を流した思い出の場所で若手の渡辺高章(24)と道場マッチに臨み、10分13秒に豪快なラリアットで沈めた。昨年5月に全日本を退団し、フリーで新日本参戦を続ける小島は「20年前、ここに来て血のにじむような練習を繰り返した。雰囲気は変わっていないし、タイムスリップした気分。初心に戻れたと思う」と意気込んだ。