帝拳ジムの世界王者2人も9日、都内のジムで会見した。再挑戦でWBCスーパーフェザー級王者となった三浦隆司(28=帝拳)は「まだ夢見ているよう」と話す。4度ダウンさせての9回TKOにも「4度でやっと勝てた。詰めの甘さが課題。コンビネーション磨きたい」。連続KOでV3のWBCバンタム級王者山中慎介(30=帝拳)は、3回に2度ダウンさせながら決着は最終12回。「体中痛いが気持ちのいい痛さ」と笑み。今後へは「今年の目標は統一戦。来年は米ラスベガスで試合を実現したい」と先を見据えた。2人とも次戦は夏以降の予定。三浦は家族とディズニーランドに故郷秋田の温泉、山中は沙也乃夫人の故郷沖縄でリフレッシュする。