WBA世界バンタム級王者の亀田興毅(26=亀田)は5月31日、年末恒例の「亀田祭り」が3兄弟で世界戦となった場合、京セラドーム大阪で開催する構想を明かした。WOWOWの番組「週刊ボクシングnavi」の収録に初参加し「亀田家は勝負の年。和毅は世界挑戦、大毅(24)は2階級制覇がある。3兄弟の世界戦なら亀田祭りは大阪ドームでやろうと思うてる。損してでもやりたい」と口にした。

 WBA世界スーパーフライ級2位の大毅は今月8日の世界前哨戦後、9月にも同級王者リボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)に挑戦する見通し。またWBO世界バンタム級5位の和毅(21)は8月に同級王者パウルス・アンブンダ(32=ナミビア)に挑戦予定。興毅は「兄弟みんなが勝たなあかん。オレも究極の肉体改造中や」と、7月23日に控える同級3位ジョン・マーク・アポリナリオ(23=フィリピン)とのV7戦に向け、意識を高めていた。