21日の札幌大会で開幕する新日本プロレスのG1クライマックスを1週間後に控えた14日、オカダカズチカ(26)が公開練習を行った。オカダは8月10日の西武ドームでの決勝に照準を合わせ、レブナ呼吸強化マスクを装着。東京・野毛の合宿所近くの多摩川土手で、ランニング、階段ダッシュを行った。「今年のG1は期間も長く、西武ドームは暑い。決勝で100%以上のパフォーマンスを見せて優勝するだけ」と、優勝宣言した。オカダが装着したマスクは、登山者や格闘家、中、長距離ランナーなどが心肺機能を高めるために使用するもの。専属の足立光トレーナー(50=ボディプラント代表)は「呼吸筋を鍛えガス交換機能を高めてスタミナを上げる。オカダは5段階で一番上のマスクを使用している」と話した。コーチ役の外道も「西武ドームでただ勝つだけじゃなく、レベルの違いを見せつける」と豪語した。