活動自粛中の亀田ジムが、4日からジム活動を再開することを承認された。3日、嶋聡マネジャー(34)が都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪問。勝又ジムの田中宏昌トレーナー(38)が亀田ジムに移籍し新トレーナーになる報告を含めた必要書類を提出して受理され、吉井新会長のクラブオーナーライセンス申請が承認された。嶋マネジャーは「再始動ということで頑張りたい」と意気込みを口にした。

 これで亀田3兄弟の所属先も、東日本協会預かりから亀田ジムに戻る。興毅と大毅は、この日に正式決定した井岡一翔(井岡)と出場する「トリプル世界前哨戦」(7月25日、大阪府立体育会館)を、これまで通り亀田ジム所属で迎えることになった。JBC安河内事務局長は「明日から亀田ジムということで問題ない」としつつ「これで終わりではない。再発防止に向けてコミュニケーションを取りながら対応していきたい」と気を引き締めていた。