平幕逸ノ城は3日、大阪府大東市の湊部屋で、見学に訪れた大産大ラグビー部の選手に胸を出した。「真っすぐ当たってきて、結構力も強かったですよ」と涼しげな表情で話した。

 体重200キロを超える巨体を押すのに悪戦苦闘した130キロのプロップ、三丸大介は「当たった時の感触は柔らかくて、押すと重くてびくともしない。スクラムを組んだらすごいでしょうね」と目を丸くしていた。フランカーの加藤悠貴は「憧れの人と組むことができて、うれしいです」と感激の面持ちだった。