大相撲の春巡業が29日、三重県伊勢市の伊勢神宮で始まり、春場所で最多を更新する34度目の優勝を果たした横綱白鵬(30=宮城野)が、横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)とともに、奉納土俵入りを披露した。

 優勝回数で新記録達成後、初めての同地での土俵入りに「雨だったけれど、自分なりにやれたと思います」と納得。春場所の疲れについては「少々あります」と話した。春場所を休場した横綱鶴竜(29=井筒)は、左肩の負傷で不参加だった。