大相撲の幕内豊ノ島(31=時津風)が“世界デビュー”した。3日に行われた都内の靖国神社での奉納相撲で、フランスの国営テレビから突撃取材を受けた。食と科学の取材で訪れた取材班に対し「毎日エスカルゴを200個食べてます」と返し、国境を超えるセンスで笑いを誘った。

 リポーターは身長178センチで、元サッカーフランス代表MFカランブーの元妻でもあるアドリアナ・カランブー(43)。世界一脚が長い(腰骨~足が124センチ)としてギネス認定された元トップモデルだ。脚の長さの差は歴然。「うらやましいでしょ?」と言われる始末。それでも170センチの豊ノ島は「相撲は短いほうがいい。お互いに長所を生かしているということで」と、巧みな話術で渡り合った。