大相撲の春巡業は18日、群馬・高崎市で開催され、横綱白鵬(30=宮城野)がわんぱく相撲で胸を出した。

 朝稽古は土俵脇で四股を踏む程度だったが、予定にはなかったわんぱく相撲に飛び入り参加して子どもたちと交流。障害者団体の男性と幕内豊ノ島(31=時津風)の取組の際には、土俵の外から豊ノ島のまわしを引っ張って会場を沸かせ「1年ぶりかな?」と笑顔で汗をぬぐった。

 前日に観戦したフィギュアスケートに話題が変わると、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)の滑りに「あの緊張感の中で、パーフェクトに近い滑りをしていた。初めて見たけど、良かったね。さすが五輪チャンピオン」と脱帽。35度目の優勝を狙う夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)へ刺激を受けたようだ。