大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、2場所連続で東関脇となった照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が決意を語った。

 春場所は新関脇として13勝2敗で準優勝。横綱白鵬を破るなど快進撃を見せ、夏場所では好成績を収めれば一気に大関昇進の可能性もある。部屋での会見には約30人の報道陣が駆けつける中、「あんまり変わらない。やることも変わらない。1番1番に集中したい」と冷静に話した。

 関脇昇進後には、年内の大関昇進を目標に定めた。大活躍で周囲の目も変わってきたが「平成生まれは新大関はまだいない。そこを目指していきたい」と誓った。