日本相撲協会は31日、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、貴乃花と並んで史上4位タイの横綱在位49場所となる横綱白鵬(30=宮城野)は、10場所連続で東の正横綱に就いた。自身が目標に掲げる36度目の優勝を狙う。

 名古屋場所で、関脇で10勝を挙げた栃煌山(28=春日野)は2場所連続の関脇。妙義龍(28=境川)は2場所ぶりの関脇となった。

 右膝の大けがから再起した栃ノ心(27=春日野)が、12年秋場所以来18場所ぶりに小結に復帰した。西幕下55枚目からの三役復帰は、戦後1位の低地位からの復帰となる。

 新入幕は大栄翔(21=追手風)1人。追手風部屋からは、現師匠が98年10月1日に創設してから遠藤以来5人目。埼玉県出身では、11年九州場所の剣武以来、戦後9人目となる。

 千代鳳(22=九重)と蒼国来(31=荒汐)が2場所ぶり、朝赤龍(34=高砂)が12年九州場所以来17場所ぶりの幕内復帰となった。

 新十両は正代(23=時津風)1人。

 来月11日の取組編成会議で、幕内の初日、2日目の対戦相手が決定する。