大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)の新番付が8月31日に発表され、大栄翔(追手風)が新入幕を果たした。

 人気力士の遠藤と同部屋で21歳の大栄翔が新入幕を果たした。夏場所から体重を5キロ増の153キロまで増やしたことが奏功し、十両を7場所で通過。幕内の醍醐味(だいごみ)を「例えば懸賞とか。そういうのは夢です」と目を輝かせた。入門は遠藤より1年早い12年初場所。「(遠藤は)入ってすぐ上がっていった。自分は兄弟子なので、それは悔しかった。前に出て突き押したい」と、秘めた闘志で弟弟子に負けない活躍を誓った。