大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)が白鵬に“2度”勝利して、かど番脱出に王手をかけた。

 立ち合い不成立に気づかず、左に変化して寄り切ったが「勝ったと思った。もうばれたから、思い切りいくしかない」。2度目は立ち合いで左上手を引くと、一気に攻めきり「(7日目)栃煌山関との相撲から、立ち合いでどう上手を取るか分かってきた。(負傷中の)脚が良くなれば、前の相撲が取れる」と手応えを口にした。