大相撲の夏巡業は20日、北海道苫小牧市で行われ、幕内正代(24=時津風)が2日連続で大関豪栄道(30=境川)の胸を借りた。

 前日は7番、この日は3番。いずれも勝つことはできなかったが「大関と相撲を取るだけで、いい経験になる」とありがたがった。

 名古屋場所では豪栄道と照ノ富士の2大関を倒すなど、東前頭5枚目で9勝を挙げた。再び上位に返り咲くが「先場所は特別に体が動いていた。体調をいい感じに維持できました。この調子が続いたらいいな」と笑いながら願っていた。